2010年 06月 02日
鳩山首相退陣 |
朝から突然鳩山首相退陣のニュースが飛び込んできた。
テレビはこの報道ばかりである。
突然というべきか、予想通りというべきか、基地問題と国会の会期を残して何か訳の分からぬ退任劇である。
やけに張り切っているのは自称平成の黄門さん、民主党渡部恒三氏だけである。
当ブログの黄門さんは何か馬鹿らしくて論評する気も起こらない。
いずれにしても7月11日の参議院選挙で政局は大きく変わる。それまで静観しよう。
鬼門 郵政民営化逆行
今回の退任劇で亀井大臣や小沢幹事長が強く推進していた「郵政民営化見直し法案」の今国会成立が困難になった。廃案になる可能性が強い。
郵政民営化は当時の小泉総理が郵政解散して刺客をたててまで戦い自民党が圧倒的な勝利を得た。
すなわち郵政民営化は大多数の国民の民意であった。
ところが、安倍総理になって小泉時代に除名された民営化反対議員を復党させたあたりから支持率の低下が始まった。
最後は麻生総理の「私は本当は民営化に反対だった」発言で最悪の支持率になり自民党は自壊してしまった。
今回の鳩山政権支持率低下も選挙目当ての郵政民営化逆行と無縁ではないような気がする。
国民の郵政民営化に投票した民意は未だ残っている。
だから郵政を再び国営化しようとするような政策には直感的に不信を感じる。 民営化逆行は鬼門である。
この機会に衆議院を解散して再度国民の民意を問うべきであろう。
by koumonsan1
| 2010-06-02 21:14